近年、SNSや日常生活の中で、自分の飼っている犬や猫などのペットを「この子」と呼ぶ人を多く見かけるようになりました。
「うちのペット」ではなく「この子」と呼ぶ背景には、一体どのような心理が働いているのでしょうか?
今回はペットを「この子」と呼ぶ飼い主の心理から、周囲の本音までを分かりやすくまとめてみました。
目次
ペットを「この子」と呼ぶ飼い主の5つの心理
ペットを「この子」と呼ぶ人の多くは、無意識のうちに強い愛情や特定の心理が働いています。
主な5つの心理を見ていきましょう。
① 「ペット」ではなく「我が子・家族」として認識している
最も大きな理由はペットを「動物(飼育対象)」ではなく、「大切な家族の一員」や「自分の子供」として捉えている心理です。
人間に使う「この子」という言葉を選ぶことで、人間と同等の人格(犬格・猫格)を持った存在として尊重している表れでもあります。② 深い愛情と精神的な距離の近さ
「この子」という言葉には、対象との圧倒的な親密さが含まれています。
客観的に紹介するような「うちの犬」という表現に比べ、「この子」と呼ぶ方が今まさに目の前で愛おしんでいるような、温かい感情をストレートに表現できます。
③ 「守るべき存在」としての保護欲求
人間の赤ちゃんや幼い子供を「この子」と呼ぶのと全く同じ感覚で、「私が一生守ってあげる存在」という責任感と愛おしさが混ざり合っています。
④ ペットコミュニティ(SNS)での共感と文化
X(旧Twitter)やインスタグラムなどのSNS、あるいはドッグランなどのコミュニティ内では、お互いのペットを「〇〇ちゃん」「この子」と呼び合うのが一種のスタンダード(文化)になっているそう。
周囲の飼い主と同じ言葉遣いをすることで、「ペット愛好家同士」の連帯感や共感を生みやすくなります。
⑤ 寂しさや孤独を埋めてくれる存在
一人暮らしや子供が自立した後の家庭などでは、ペットが生活のすべてであり唯一無二のパートナーになることも少なくありません。
精神的に深く依存しお互いになくてはならない存在だからこそ、自然と「この子」という言葉が出てくるケースもあるようです。
なぜ人のように扱うのか?
心理学では、人間以外のものに人間らしさを見出すことを「擬人化(アンスロポモーフィズム)」と呼びます。
これは決して異常なことではなく、「高い共感能力」を持っている証拠です。
相手の感情(嬉しい、悲しい、寂しいなど)を敏感に察知しようとする優しい人ほど、ペットを「この子」と呼び、一人の人間のように話しかける傾向があります。
またスピリチュアルな視点でいうと、ペットと飼い主は「前世からの深い縁」や「魂の家族」として出会うと言われることもあり、直感的に「ただの動物ではない」と感じているケースもあるようです。
「この子」呼びに対する周囲の本音(うざい?微笑ましい?)
飼い主にとっては自然な「この子」呼びですが、ペットを飼っていない人やドライな視点を持つ人からはどう見られているのでしょうか?
ネット上のリアルな声をまとめました。
- 愛おしすぎて「この子」と呼んでしまう気持ちはわかる
- 大切に育てられているのが伝わってきて、こちらも優しい気持ちになる
- 愛情表現の一つとして自然に受け入れている
- 犬は犬、猫は猫として可愛がるべきで、擬人化が過ぎると引いてしまう
- 「うちの子が〜」と犬の話を始められると、一瞬人間の子の話かと思って混乱する
- 親バカが過ぎるように見えて少し痛いといった辛辣な意見も
このように、周囲の受け止め方は「微笑ましい」と感じる派と、「少し違和感がある」と感じる派で二分されるのが現状です。
ですが全体的に見ますと好意的な意見が多数で、私自身も愛情表現として捉えており微笑ましく思う派です。
まとめ
ペットを「この子」と呼ぶ人の心理の根底にあるのは、理屈抜きの純粋な愛情です。
時には周囲から「親バカ」のように見られることもありますが、それだけ深い絆で結ばれた存在に出会えたことは、飼い主にとってもペットにとっても非常に幸せなこと。
他人に話すときは、相手との関係性に合わせて「うちの犬(猫)がね」と使い分ける大人の配慮ができると、よりスムーズなコミュニケーションが取れるかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございます。





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