赤ちゃんや猫など可愛らしいものを見ると「うぎーっ」と歯をくいしばってしまうような、何とも言えない感情になることはないですか?
噛みつきたい・潰したい・とりあえず思いっきり触れたい!とか。私はついつい歯をギシギシしてしまいます。
そこで今回は、可愛いものを目の前にしたときに起こる衝動や行動【キュートアグレッション】について調べてみました。
目次
キュートアグレッションとは
英語で【cute aggression】…可愛いものへの攻撃性
可愛いものを目の前にしたときに食べちゃいたいという感情や噛んだり、つねったりなど攻撃性ある行動や衝動にかられることを言います。
ですが、本気で「危害を加えたい」「傷つけたい」という心理ではなく、可愛い!の衝動を自分自身でなだめて心のバランスを取るための脳の防御反応と考えられています。
キュートアグレッションの例
その他ですと、以下の行為を「思いっきり」したくなります。
・歯ぎしり
・つねる
・噛みつく
・拳に力を入れる
・にぎる
・においを嗅ぐ
・キス
ぼっち2200
なぜか力が入ってしまいます。
この方のようにペットが可愛すぎて食べてしまいたい衝動からパクっとくわえたり、匂いを思いっきり堪能したり...。
この方は可愛い!が目の前にあるにも関わらず、この子を起こさぬよう自分自身でグッとこらえている様子がうかがえます。
ぼっち2200
特に女性にこの行動が見られるようです。
キュートアグレッションの原因
「可愛くて仕方ない...!」という抑えられない大きな感情を調整するために、人間はそのとき抱いた感情と真逆の行動を起こすことがあります。
キュートアグレッションでも上記と同じような脳の働きをすると推測されています。
性質や性格が問題というわけではなく、脳が感情のバランスを保とうと対処してくれているために攻撃的な形で行動に出てしまうようです。
大まかにこんな流れ
可愛いもの見る
↓
可愛すぎて感情が高ぶり、脳内でドーパミンが過剰に分泌される
※ドーパミンは喜びや満足を感じたときに発生
↓
感情のバランスを保とうと、脳が抱いている感情とは逆の「攻撃性ある衝動」を引き起こす
↓
「この可愛い物体をあーしてこーしたい...!(◎∀◎;)」
↓
可愛い物体をあーしたりこーしたりする(つねったり嚙みついたり)
↓
本人はスッキリして気持ちが落ち着く...
ドーパミンはやる気や幸福感などプラスに働きますが、過剰であっても快感を得たいがために
さまざまな依存症を引き起こす可能性などのマイナスに働く役割も持っています。
なので、可愛すぎる!と感じる度にくり返す傾向があります。
キュートアグレッションの対処法
キュートアグレッションは攻撃性はあるものの、対象に危害を加えるほどでないことがほとんどですが
心身の状態により強く出やすい場合もあるので、相手のためにもストレスをためすぎないことも大事です。
その他ですと
・可愛いすぎると感じるものを視界に入れない
・接するときは感情を無にする
・別のことを考えて気をそらす
・自分の子どもの場合はパートナーに任せてみる
逆にキュートアグレッションの対象になり困ってるという方は、思いっきり拒否してみると相手はスン...と落ち着く場合があるかもしれません。
キュートアグレッション起こりがちな私の気持ちですと、その対象のされるがまま(無抵抗な感じ)がさらに気持ちを増強させるので
その気持ちのときに思いっきり突き放されるとふと冷静になれる気がします。
まとめ
キュートアグレッションは可愛すぎるという感情が高ぶることで、人によりさまざまな形で表現されます。
歯ぎしりや拳をグッとすることで耐えられる人もいれば、対象が目の前にあれば噛む・つねるなど攻撃性ある行動をとってしまうこともあります。
これは脳がそのように対処するよう働いているために起こることなので、そこまで深く悩むことはないと自分自身気付けました。
あ、キュートアグレッションによる歯ぎしりのし過ぎは、ほどほどにしないと歯が削れちゃうので気を付けましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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