目にしたことがある人はそこそこいると思います。
この前久々にこの鳥がショート動画に出てくると、やはり口がにやける可愛さでした。
ということで今回は、このノリノリな歩き方で道路を横断する鳥について調べてみました。
目次
よく見るノリノリな鳥の正体は「アメリカヤマシギ」
このノリノリな鳥の正体について調べるとだいたいアメリカヤマシギが出てきますが、北米付近で見られる鳥は「アメリカヤマシギ」、
ただの「ヤマシギ」というのもいて、主にヨーロッパに多く生息しているようです。
生息地は森林や茂みの中、沼地にも過ごすことがあるみたいです。
後ろについてるヒナたちも親を真似してノリノリになっています...!キュートアグレッションが発動しちゃいますね。
ノリノリで歩いている理由
そんなアメリカヤマシギが、ノリノリで歩いている理由は土の中にいるエサ(ミミズ)の場所を探るための動きなのでは?と言われています。
ミミズは地面の振動に驚いて地表に出てくる習性があるみたいです。
なのでコンクリート上を歩いているアメリカヤマシギは、ミミズが見つからないのでひたすらリズムに乗ってフミフミしている様子ということに。
通常はこのように土の上をフミフミして土の中のミミズをおびき出してから、長いくちばしでズボッと突っ込むスタイルです。
上の動画20秒あたりから見ると分かりやすいです
くちばしで挟むんでなく、細長い舌を使ってミミズを捕らえるようです
頭頂部付近にある目は、土の中のミミズをエサにするため、エサを探している最中でも危険を察知しやすいようにであったり
天敵を見つけやすいという役割があるのではないかと思われます。
実際ヤマシギの視界は水平で360度、垂直180度だそうです。
ノリノリな鳥は日本で見られるのか?
日本の野鳥識別図鑑では、水鳥→干潟や湿地にいる水辺鳥→チドリ目→シギ科→ヤマシギ属に分類されており
日本で撮影されたヤマシギを閲覧できます。
「アマミヤマシギ」と呼ばれる奄美群島や沖縄諸島に生息している日本固有種のヤマシギもいるそうです
ちなみに日本で見られる「ヤマシギ」もアメリカヤマシギと同じように、ノリノリな歩き方でのエサ探しをします。
ヤマシギは日本のどこにいる?
詳細な地域は真剣に野鳥撮影したいという方、各々でご確認ください。
※マナーない撮影者が鳥を追いかけたせいで、寄り付かなくなってしまったというコメントがあったため。
撮影されていたスポットは山の方にある広場や公園、林道、畑など人通りがすくなく、自然が身近に感じられる場所が多かったです。
とある地域の河川敷や水田でも確認されたことがあるようです
ヤマシギが見られる時期、時間帯はいつ?
主に撮影されていた時期は11~2月の秋冬が多く、主に夜行性のようですが昼間に遭遇した人や日没前後に見つけた人もいました。
とりあえず見つけるなら寒い中の長期戦になる可能性が高いので、寒さ対策は万全にしたいところですね。
また撮影者さんのコメントを見ていると
・警戒心が強い
・保護色のため見つけづらい(枯葉と似た色をしている)
忍耐力も必要そうです。遠くから慎重にヤマシギを観察したい方は双眼鏡を持っていくと良いでしょう。
また、本格的なカメラなんか持ってないという方は、スマホに取り付けられるスマホ用望遠レンズがあると便利かもしれません。
暗闇でもしっかり捉えたいなら高感度撮影に優れたカメラを購入するのも一つの手です。
なかなか見つけることさえ難しいようなので、生でノリノリな歩き方をしているヤマシギを見つけるには運も必要かもしれません(-_-;)
ヤマシギを見分けるポイント
ヤマシギに似ている「タシギ」
ヤマシギの鳴き声
この動画ではビー・ビーと鳴いていますが、繁殖期や飛翔時などで鳴き声もまた変わるようなので
「この鳴き声がしたら」という見つけ方は難しいかもしれません。
ノリノリな歩き方で道路を横断する鳥まとめ
あのノリノリで道路を横断する鳥はアメリカヤマシギでした。
ノリノリな理由は土の中のミミズを見つけるために、足でフミフミしてミミズをおびき出すという行動からのものでした。
日本にはヤマシギがいるので、運が良ければノリノリでミミズを探す様子が見られるかもしれません。
ですが、主に夜行性でかんたんに見つけられる鳥ではないようなので、軽い気持ちでバードウォッチング♪はやめておきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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