【防災ラジオ】手回しや乾電池でも使える!長持ち・多機能なKOBAN ECO-303をレビュー

2024/05/30

レビュー 生活用品

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KOBAN ECO-303をレビュー

地震っていつくるか分からないので何かしら備えておきたいですよね。

食品や衛生用品など防災用グッズがいろいろありますが、その中でも揃えおきたいアイテムの一つ防災ラジオ。

今回は能登半島地震の影響を受け購入した、防災ラジオ「KOBAN ECO-303」を紹介します。

この記事はこんな方におすすめ
・多機能な防災ラジオを探している

・手回し&乾電池どちらでも使えるラジオを探している

・長持ちする防災ラジオを探している
手回しでも乾電池でも使用できて、ライト・ラジオ・サイレン・スマホ充電できるラジオって最高じゃないですか。

しかも10年機能保持(長期保管向き)できるタイプってのがまた安心感ありますよ。
ぼっち2200

ま、その分防災ラジオにしてはお高いんですけどね...(-_-;)

手回しってどこまで使えるんだ?というのが気になる方はこちらもご覧ください。

\購入した防災ラジオ/

目次

手回しや乾電池でも使える防災ラジオの商品詳細

KOBAN ECO-303のパッケージ

株式会社太知ホールディングス KOBAN ECO-303 手回し充電&乾電池 備蓄ラジオ スマートフォン充電プラグ付

この防災ラジオでできること
・手回し充電によるラジオ、ライト、サイレン(SOS機能)、スマホ充電

・乾電池充電によるラジオ、ライト、サイレン(SOS機能)、スマホ充電

・モバイルバッテリーやACアダプターをつないでのラジオ、ライト、サイレン(SOS機能)

KOBAN ECO-303の商品内容

商品内容
・ラジオ本体
・取扱説明書
・USB A・micro USBケーブル(黒色ケーブル)
・micro USB → USB Type-C変換プラグ(赤色のもの)
・USB Type-C → USB A 変換アダプター(シルバーのもの)
・ストラップ

KOBAN ECO-303の正面

正面は、ぱっと見の感覚だけで使いやすいデザインになっています。

下にある切替ボタンのライト、サイレン(SOS機能)、ラジオのFM/AMの切り替えもめちゃ分かりやすいですよね。

KOBAN ECO-303のサイレン機能

背面はラジオのアンテナ、乾電池を入れるところ、手回しハンドルがコンパクトに収まっています。

ラジオのアンテナは引き出すとMaxで約19cmまで伸びます。

乾電池は単3電池が2個必要ですが内容品に含まれていませんでした(-_-;)

ぼっち2200

ニッケル水素充電池も使用できますよ

KOBAN ECO-303のハンドルを回す様子

ハンドルは約9cmの長さで、自転車を漕ぐと発電するライトのような音に似ています。

テレビの音が若干聞きづらくなるレベルの音量なので、静かな避難所で使ったら近くの人に気付かれそうです。

KOBAN ECO-303の3つの端子
防水キャップ(赤丸)をめくると端子が出てきます

右サイドには上から外部電源入力端子、イヤホン端子(ヘッドホン)、携帯電話充電端子が並んでいます。

詳しい使い方は「付属品でできること」のところに書いています。

防水・防塵仕様ですが、これらの端子を使用するときは注意が必要です

一番上の外部電源入力端子は、ACアダプター(コンセントにさす)やモバイルバッテリーをつないで防災ラジオを使用できます。

ぼっち2200

スマホをお持ちならモバイルバッテリーをこれに使うことはないと思いますが


真ん中のイヤホン端子ですが、肝心のイヤホンは各々で用意する必要があります。

一番下にある携帯電話充電端子はスマホ充電するときに使うもので、スマホだけでなくガラケーも充電できます。

※ガラケー用の充電変換アダプタは別途購入(下の方でも書いてます)

ラジオ機能

ラジオを聞くときは充電させたあと、左下にある音量 兼 電源きりかえのつまみを回すだけで電源が入ります。

あとは右上にある「選局」のつまみでラジオの電波を捉えるだけです。

KOBAN ECO-303のラジオ機能

電源が入っているかどうかは左上にある電池マークが緑に光っていればON、光っていなければOFF。

上にある「同調」は選局がぴったりくると赤く光ります。

ぼっち2200

選局つまみを回すと同調の光り方が強まったり弱まったりするので、ランプ判断で電波を合わせることもできます


ライト機能

KOBAN ECO-303のライト機能

画像上:手回しだけでライトついてます
画像下:窓のない部屋の角に向かってライトつけてます

本体の左サイドに直径5mmの白色ランプが縦に3個付いています。

充電させたあとライトのスイッチを「入」に切り替えると点灯。もちろん手回しだけでも乾電池と同様の明るさです。

ぼっち2200

乾電池より持続時間は劣りますが


サイレン(SOS機能)

サイレン音は、こちらのサイトの下辺りにある「アメリカ風パトカー2 FAST」に似ています。(音の高さや速さが)

手回し・乾電池充電での電源持続時間(目安)

手回し・乾電池充電での電源持続時間(目安)
※(JEITA)規格は、(社)電子情報技術産業協会の定める(JEITA)規格による測定条件とのこと
1分間の手回し充電で30分はラジオを聞けますし、新品の乾電池が手に入るなら最低でも5日間は使用できます。

手回しによるスマホ充電に関しては、ほぼバッテリーを増やすことはできません

電話としての機能は最低限維持できる仕組みになっているようなので、もしもの災害時にも安心です。

手回しでどのくらいスマホ充電されるのか検証したので、気になる方はご覧ください。

付属品でできること

KOBAN ECO-303の付属品(黒色のUSB A・micro USBケーブル)

黒色のUSB A・micro USBケーブルは、スマホ充電や手回し・乾電池充電以外で防災ラジオを使用するときに役立ちます。

KOBAN ECO-303とUSB A・micro USBケーブルの使い方その1

スマホ充電なら携帯電話充電端子(本体サイド下)にUSBをさし、もう片方をAndroidスマホ充電口に差し込む形です。

※すべてのAndroidスマホがmicro USB充電口とは限らないので確認してから備えてください

KOBAN ECO-303とUSB A・micro USBケーブルの使い方その2

また、上の画像のように黒色ケーブルとUSB充電器(100均にもある)をつなげたり、モバイルバッテリーをつなぐと

手回しや乾電池なしでも防災ラジオを使用できます。

KOBAN ECO-303と赤色の変換アダプターの使い方

赤色の変換アダプターは、黒色ケーブルと合体させることでUSB Type-Cが搭載されているスマホの充電もできます。
ぼっち2200

iPhone15くらいしか思いつかないですが

KOBAN ECO-303とUSB A 変換アダプターの使い方

シルバーのUSB A 変換アダプターは、スマホ充電ケーブルの片方がUSB Type-C(赤色変換アダプタの形)になっているものと合体させることで

この防災ラジオからスマホ充電ができるようになります。

ぼっち2200

iPhoneユーザーならLightning - USBケーブルで何とかなりますがね


ガラケーの充電について

ガラケーを充電する場合は充電変換アダプター、またはdocomoやauそれぞれの充電ケーブル(片方がUSBになっているもの)が必要です。

ガラケーを充電するのに必要な充電変換アダプター
こちらはdocomo(FOMA)とauのガラケーを充電するための変換アダプターです。

このアダプタの手前にある穴に防災ラジオに付属している黒色ケーブルと携帯をつないで、携帯電話充電端子にさせば充電できます。

※購入する場合はTH17CFK au/FOMA携帯電話用充電変換アダプタ適合機種をご確認ください。

▼画像の商品はこちら▼

複数のガラケーに対応しなくてよい場合は、docomoやauそれぞれのガラケー充電ケーブルを用意しておきましょう。

ぼっち2200

直接コンセントにさせないタイプのやつです

手回しや乾電池でも使える防災ラジオの使用レビュー【デメリット】

手回しや乾電池でも使える防災ラジオの使用レビュー【デメリット】

使ってみての大まかなデメリット、メリットを使用感とともに紹介していきます。

感じたデメリット
・スマホ電源ONのまま充電できない
・暗闇だとスイッチがどこにあるか分からない
・ラジオ選局が面倒
・電池のフタ開けるとき面倒

スマホ充電中は電源OFFに

スマホ充電中は電源OFFに

こちらの防災ラジオは手回し、乾電池ともにスマホを充電するときはスマホの電源を切ってから充電を始めねばなりません。

なので、スマホを使いながら充電できないことがデメリットに感じる人もいるでしょう。

試しにスマホの電源を入れたまま充電すると、手回しの場合は充電中マークがつくものの数十秒~1分以内で充電が終わりました。

乾電池(中途半端に使ったやつ)の場合は、充電中マークが50分以上ついていたものの1%も増えませんでした。

そもそも本当にスマホ充電してくれるのか?と疑問に思われた方は、検証結果をまとめた記事をご覧ください。

暗い場所で使うときに注意

暗い場所で使うときに注意(サイレンスイッチ)

もしもの災害で電気が通らず暗い場所で使うとなったときに、どのスイッチがサイレンかを把握していないと

いきなり大音量でピーピーとサイレン音を鳴らしてしまう羽目に。

ぼっち2200

満充電時のサイレン音量はスマホの緊急地震速報がきたときくらいビックリします


暗闇でも「サイレン」スイッチと分かるよう、指だけで感じ取れる凸感あるラインストーンシールのような印を貼っておくと良さそうです。

ラジオ選局はアナログ

今の時代ボタン一つで自動選局できるのが当たり前ですが、こちらは昔のラジオのようにつまみをひねって放送受信ポイントを探さねばなりません。

つまみ自体は重くなくスムーズに変えられますが、慣れていないといつまでも経ってもラジオが聞けないってことも。

ボタン一つで自動選局できるのも良いですが、受信できる周波数をスルーすることもあるようなので

つまみでじっくり受信ポイントを探せる方が良いと感じる場面もありそうです。

乾電池を入れるとき少し面倒

乾電池を入れるとき少し面倒

ハンドルを一旦動かさないと電池の出し入れができない点が若干不便でした。

焦っているときにこのことを知らないと「フタとれないんだけど!?」とパニックになりそうです。

ハンドルが収まった状態でも乾電池のフタを開け閉めできたらな~って人もいるかもしれません。

手回しや乾電池でも使える防災ラジオの使用レビュー【メリット】

手回しや乾電池でも使える防災ラジオの使用レビュー【メリット】

感じたメリット
・コンパクト&軽い
・手回し充電でも心強い
・日本語で分かりやすい
・避難所生活でも安心
・完全放電を気にする必要なし

軽くてコンパクトなので使いやすい

軽くてコンパクトなので使いやすい

手回しでの充電は回しやすさが大事ですよね。

本体がデカい場合、片手で固定しながら回すには女性だとやりにくさを感じます。

ですがKOBAN ECO-303の防災ラジオなら小さめな私の手でもガシッと掴めます。

ハンドル自体も長くないので回しやすく、回転が重すぎるとか引っかかりがあることもないです。

ぼっち2200

最初は重く感じますが徐々に軽くなってゆき、120回あたりからめちゃ軽くなります


バッグにKOBAN ECO-303をぶら下げている様子
バッグに防災ラジオをぶら下げています

こうやって見るとやっぱ小さいですよね。

本体の重さが約208gと玉ねぎ約1個分の軽さなので、バッグにぶら下げても重り感が少なく、いざって時もパッと掴みやすいです。

他の防災ラジオに比べても小さいので、防災カバンを作るにしても場所を取らない点も良いです。

手回しでもしっかり機能してくれる

ラジオ・ライトともにほぼ説明書の持続時間どおり使用できました。(若干ズレはあるが

スマホ充電に関してはバッテリーを増やす目的というより、充電しておくことで

連続待ち受け(電波を正常に送受信できる)を維持しておけたり、最低限の通話ができる時間分を確保できるという感じです。

乾電池の方がやはり頼りがいがありますが、自己発電だけでも十分機能を発揮できます。

充電がなくなればまたハンドルを回すだけで復活しますから、節約生活大好きって方にもおすすめしたいくらいです。

ぼっち2200

サイレン音の持続時間は近所迷惑になるので検証は難しいです

日本語で書かれているので分かりやすい

日本語で書かれているので分かりやすい

どのスイッチでライトが付くか、音量を上げられるかなど、子どもでも高齢者の方でも分かりやすいです。

手回し・乾電池への切り替えも背面のフタに分かりやすく左スイッチで乾電池、右は手回し充電と親切に書かれています。

サイドにある3つの端子にもそれぞれ日本語で記してくれているので、「どこに何をさせばいいの?」ってことにもなりにくいです。

ぼっち2200

なんだかんだ説明書に目を通しておく必要はありますがね

イヤホンが使えるので迷惑にならない

もしもの災害で避難所生活を送ることになれば、今後どれだけ続くか分からない共同生活のためにも周りには迷惑かけず過ごしたいものですよね。

ガヤガヤした空間ならさほど音量を出しても気にならないですが、静かな空間での避難所生活なら周りに迷惑かけず時間をつぶせます。

長い間充電されない状態でもOK

防災バッグに入れても邪魔にならないサイズ感
簡単に作ってある防災バッグ

いざ使うぞってときに完全放電(バッテリーが使えない状態)で使えない...( ゚Д゚)ってことがありません。
ぼっち2200

使わなくなったスマホを久々に充電してみたら、うんともすんとも...みたいなやつ


なので長期間使わないまま保管しておいても安心なんです!

ほとんどの防災ラジオは過放電によって劣化が進行するバッテリーが使われていますが、この防災ラジオにはスーパーキャパシタが使われているので

長期間使わない状態でも、放電による劣化が遅く長持ちします。

※おおむね10年程度機能を保持するとのこと

いつ使うことになるか分からないので、購入するならできるだけ長寿命のものがいいですよね。

防災ラジオ「KOBAN ECO-303」どこで買える?価格は?

防災ラジオ「KOBAN ECO-303」どこで買える?価格は?

楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングどこでも購入できます。

どの通販サイトも価格は7,000円以上するので決して安くはないです。

ですが、いざってときに使えない可能性が高いものに払うよりかは長持ちするタイプをどーんと買って

「いざという時まで安心して保管できる」を優先する方が良いのではと個人的に思います。

もちろんこの商品だけが長期保管向きってことでもないですし、機能面がすこし限られる分お安く購入できるキャパシタ搭載防災ラジオもあります。

まとめ

今回は防災ラジオ(備蓄用)のKOBAN ECO-303をレビューを交え紹介してみました。

防災ラジオで検索すると大体3,000~6,000円以内で購入できるものがほとんどなので、ホント防災ラジオにしちゃ高いよ...(-_-;)と思いつつ

スーパーキャパシタ搭載で長持ちするっていうのに惹かれて購入しました。

もちろん長持ち以外にもコンパクトさやデザインも個人的に可愛らしいな~と思いますし、災害時に役立ってくれそうな機能が備わっている点や

充電方法も一つに限られていないので、その時々の状況によって使い方を変えられる点も魅力的です。

防災ラジオの購入を考えている方の参考になったら嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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